子供の足は今が大切!「健康姿勢」を意識させよ!!
(巻き爪・うき指・外反母趾・内反尖足・偏平足に注意!)
お子さんの足をじっくり見たことがありますか?
最近、子どもたちの足に様々な深刻なトラブルが起こっているようです。
原因は間違った靴選びに加え足自体の機能が低下していることにあります。
人間は何万年も前からデコボコの道を裸足で歩いていました。これが人間本来の姿でした。
しかし、現代社会では裸足で生活することじたい稀になっており、デコボコの道を裸足で
歩くことは皆無と言っていい様な方も多いのでは?
これは子供たちにも言えることではないでしょうか?
人の足裏には片足28個の骨があり両足で56個の骨があります。身体全体の骨の数は206個と言われているので、何と全身の骨の4分の1以上は足裏に存在することになります。
足裏に沢山の骨があるお陰で、異物を踏んでも、デコボコを歩いても簡単には倒れないような機能が足裏には備わっているのです。
しかし、平らな道を靴を履いて生活していると足裏に刺激がなく、足裏でバランスをとったり、全体重を支えるなどの本来備わっている機能が低下してしまいます。
特に子供は、足裏に刺激を与えることで、足のアーチを保たせ、指の可動域を広げ、バランス機能を鍛えることが大切です!
逆に言うと、足のアーチ、指の可動域、バランス機能の低下により足のトラブルが起こるのです。
子供のころに足裏マッサージ(足つぼ)などで足裏に刺激を与えていたといわれるトップアスリートは数知れずいます。
代表的な方々は、野球のイチローさん、松坂大輔さん、松井秀喜さん、テニスの杉山愛さん
フィギアスケートの浅田真央さん、テニスの錦織圭さん、フェンシングの太田雄貴さんなどです。
足裏マッサージ(足つぼ)は本来、免疫力や自然治癒力を高め病気の予防などに効果的と言われていますが、足裏の刺激は全身を支える足裏の機能向上させバランス感覚が培われ、運動神経の発達や集中力が養われる効果もあるのです。
特に12歳までの子供には、足裏の刺激は欠かせないものなのです。
もっとも大切なことは「姿勢」です。
子供に、「姿勢を良くしなさい」と言っても、その場で背筋を伸ばだけです。しかもその行為は体に負担を掛けてしまします。
健康的な、人間本来の正しい姿勢にするには、足元の根本から整える必要があります。
【子供の足のトラブル代表例】
(姿勢が悪いことでトラブルは起きます)
●巻き爪
合わない靴を履くことで指先に負担がかかり、爪が肉に食い込む現象
●うき指
立ったときに足の指が地面に着かず浮いてしまう状態
●外反母趾
親指が外側(小指側)へ曲がってしまった状態
●内半小趾
小指が内側に曲がる状態。
●偏平足
筋肉やじん帯が育たないことで、足の内側の縦のアーチ(土踏まず)が崩れ
足の裏全体が床についてしまう状態